ビジョントレーニングって地味??面白い??
スポルトキッズで昨日実施したビジョントレーニングの内容を少しご紹介します。
同じものを作ってみよう♪
映像を見ながら折り紙で同じものを作ります。
これは、図の認識トレーニングになります。
「ただ折り紙を折るだけでも目や脳に影響するんですか?」
「指先を使うことは脳に刺激を与えます。折り紙は遊びながらトレーニングができるとてもいい素材なんです。」
「手が動かない人は、体も動かせないです」
指先を使う → 脳に刺激
できた折り紙でトレーニング☆
音に合わせて、2つの折り紙を交互に見るトレーニングです。
目だけを動かします。
「このトレーニングはどのような意味がありますか?」
「これは目の基本的なトレーニングになります。」
「人は何かを見ているとき脳は考えているので、単純に目だけを動かすトレーニングをします。」
「見える範囲(視野)が狭いということは、考える能力も低く(狭く)なります。」
両手でキャッチ!!
身近にあるものを使って・・・
今回は丸めた靴下を1人2つずつ持って、
まずは、両手で真上に投げて、両手でキャッチできるか挑戦です。
(安心してください。靴下は未使用のものです!!)
これは、意外と取れそうで取れないんですよね~(^^♪
「これは目と手の連動ができているかを見ます。」
「これ、僕がやると左手だけ取れるけど、右手は必ず取れないんですよね~。」
「取れなかった方の右手は、自分の手の長さを認識できていないからだと思います。」
次は、対面して2人で2つの靴下を同時に投げて取ります☆
「え~難しい~!!」
「分かった!!高く投げると取りやすいんじゃない!?」
「おぉ!!子どもたちも考えましたね!!」
「自分のことだけでなく、相手のことも考えて投げないといけないので難しいですね。」
「1人1個ずつだと成功しやすいですが、2個ずつ使うと周辺視野も使うので難しくなります。」
バウンドボールでいざ勝負!!
これは単純に、ボールをワンバウンドさせてカゴに入れるゲームです。
楽しみながらできるので、子ども対スタッフで勝負しました!!
見事にスタッフの完敗です!!
「距離感をつかみ、ボールのバウンドを考えて入れる為には、力の使い方や考える力が必要になります。」
図を見て同じものが書けるかな??
前にある図を見ながら、同じものを書くトレーニングです。
「これはどのような効果がみられますか?」
「空間認知能力を高めます」
次は難易度を上げて、前にある図をそのまま描くのではなく、
書くときには90度角度を変えたものをイメージして書いてみます。
「これは、大人でも難しいですね・・・」
「ポイントは板書するときの眼の使い方や、見る回数です」
「更に難しくするときは、見る回数を減らすようにします」
「空間認知能力が低いと、どんな不都合なことがあるんですか?」
「空間認知は物体の位置や状態、関係などをすばやく把握できることなので、その能力が低いと、地図が見れなかったり、文字のバランスが悪かったり、大げさに言うとスポーツのゴールの位置を間違えて自分のゴールにシュートしてしまうこともあります。」
「なので、空間認知能力が高くなると・・・
文字のバランスがよくなり綺麗に書けたり、文字や地図を逆さから見ても見れるようになり、更に車のバックが苦手な人も改善される可能性があります。」
「へぇ~、大人も知らないことがたくさんあるんですね!!」
「今回だけでもとても勉強になりました。ありがとうございました!!」
と、このような内容で今回のビジョントレーニングは終了です(^^)
保護者の方も実際に見ていただき、家でできることは継続的に実施してみませんか?
お気軽にご相談ください♪