福岡市南区のアフタースクール・民間学童「スポルトキッズ」

スポルトキッズ

武田りわのブログ

閉校のご挨拶

投稿日:

2019年3月22日(金)をもって、スポルトキッズは閉校いたします。

約3年前の開校以来、たくさんの子ども達、保護者の皆さま、講師の方々との出会いがあり、

私もスタッフも多くの学びや気付きを得て、子ども達とともに成長できたことを心から感謝申し上げます。

 

11月に閉校の決断をくだしてから、

いつかきちんとしたご挨拶を・・・と思いながらも、なかなか心の整理がつかず今日に至ります。

3年前(構想から言えばもっと前からになりますが)、

変化の激しい現代社会のなかで、

子ども達が「やりたいこと」を仕事にし、そのための道を「自力で」切り開き、「自分らしい」人生を歩んでいけるように。

「やりたいこと(好きなこと)」に出会い、人生を切り開くための「生きる力」を育む場を作りたいという思いでスポルトキッズを開校しました。

その当時の思いは今でもまったく色褪せずに私の中にあります。

 

長住商店街の、地域に密着した建物のなかで、広くて窓が大きく開放的な空間を見たときのワクワク感。

ここでなら、私が理想とする子育て環境・教育環境が提供できそう!と興奮したことを、今でも鮮烈に覚えています。

ですが、サービスの質を落とさず、あの規模の施設を維持していくことはそう簡単ではなく、

厳しい決断を迫られたのは開校間もない頃からでした。

それでもなんとか・・・どうにかして・・・という思いと意地と子ども達への責任感で、

共感してくれたスタッフ共々ここまで頑張ってきましたが、力及ばずこのような結果となり、大変申し訳なく感じています。

 

スポルトキッズの存続のために時間とエネルギーを消耗し続ける状況が長く続くことで、

本業であるクリニックの診療にも支障が出かねないという現状を鑑み、断腸の思いで閉校の決断に至りました。

閉校の方針を決め、その準備や清算という後ろ向きな作業を進める一方で、

並行して、毎日通ってきてくれる子ども達と残された時間を有意義に過ごせるように色々と考えてくれたスタッフの皆には本当に頭が下がります

辛い時間だったろうと思います。

 

いよいよ今週が最後の週となった時。

あらためて施設の中を見回すと、たくさんの想いが詰まった空間や、壁に飾られた子ども達の作品や、

いろんなところに出かけたり、いろんなものを作ったりした数々の活動の様子をおさめた写真が目に飛び込んできて、胸が詰まりました。

たくさんの思い出とともに、その時の子ども達の笑顔やいろんな感情が蘇ってきて、視界が曇りました。

開校のために、ゼロから作りあげるのも相当苦しかったけれど、

必死で作り上げたものを手放すのはそれ以上の苦しみだと知りました。

 

でも、「スポルトキッズを続けること」が目的ではなくて、

あくまで「子ども達が自由に羽ばたける未来を創ること。子ども達に、自分らしく人生を歩んでいくための力をつけてあげること」、

その目的のために作った場がスポルトキッズです。

本来の目的を実現するために、今一度体力を温存するべくスポルトキッズを閉校するのだと。

そう考えています。

 

スポルトキッズを運営するなかで学んだこと、培ったノウハウ、作り込んだカリキュラムは私達の財産です。

「スポルトキッズ閉校」という一つの事実が、

単なる失敗や挫折として残るのか、それともさらなる発展のためのジャンプ台となるのか・・・それは今後の私達の行動次第です。

そしてもちろん、私達はここで終わろうとは思っていません。

ここで得た財産は無駄にせず、なんらかの形で子ども達に、そして社会に還元していけるように体制を整えていくつもりです。

 

3年間、多くの子ども達がスポルトキッズに来てくれました。

楽しい、楽しい」と言ってくれました。

お迎えがくると「まだ帰りたくない!」と駄々をこねてくれました。

学校には行きたくなくても、スポルトキッズには来たい」と言う子もいました。

「学校ではうまくやれなかった子だけど、スポルトキッズがあって救われました」と、

涙ながらにおっしゃってくださった保護者の方もいらっしゃいました。

閉校の知らせに、多くの方から「悲しい」「寂しい」「残念だ」「何かできることはないか」との声をいただきました。

皆さんの言葉が、これからの私達の支えになります。

本当にありがとうございました。

 

そして、医学以外ど素人な私達が思い描くアフタースクール像に共感してくださり、

影となり日向となり様々な形でご支援・ご協力くださった多くの方々には、どれほど感謝してもしきれません。

ここに深謝申し上げます。

 

最後に。

スポルトキッズに来てくれた子ども達。

君たちがこれから、どんな荒波に放り出されても、自由に逞しく羽ばたいていってくれることを願ってやみません。

校区や、学年や、性別や、趣味嗜好を超えて、

泣いて笑って喧嘩して、いろんな知恵を絞って、いろんな課題を乗り越えて、いろんな体験をしたスポルトキッズでの時間が、

君たちの大きな力になるはずだと信じています。

君たちは、何だってやれるし、何にだってなれる。

頑張れ!

 

平成31年3月吉日

スポルトキッズ代表  武田りわ

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